真言宗智山派の宗紋は「桔梗」です。総本山智積院は、その昔豊臣秀吉公が夭折した棄丸（すてまる）の菩提を弔うために建立した祥雲禅寺を徳川家康から拝領したのが前進で、そのとき造営を下命されたのが戦国武将加藤清正でした。加藤家の本来の家紋は「蛇の目」ですが、桔梗紋も後年使っています。もともと桔梗は秀吉の古参の家臣である尾藤知宣が用いていたもので、尾藤氏の没落後秀吉公から使用を許可されたのだそうです。そして、真言宗智山派は、加藤清正公に敬意を表し「桔梗紋」を宗紋としているといわれています。

桔梗が満開です

背景は夏井諏訪神社の大杉

本山の総門

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