本日放送のクローズアップ現代では、散骨が取り上げられました。葬儀の多様化はますます進むばかりなのですが、亡骸(遺骨)の「処分」についても今まさに混とんとしています。そもそも「処分」という言葉自体に違和感がありますが、もう無縁社会と親子の関係は加速度がついていますね。番組や様々なアンケートでも一つの要因としてお寺との関係が煩わしいという数値も少なからずあります。これは私たち僧侶の責任以外にないです。しかし親子関係の希薄化はやはり教育ではないでしょうか。

人間の尊厳は、私は死後も続いていくと思います。つまり亡骸にも尊厳はあると思うんです。ご意見をいただければ幸いです。