このホームページの「近くの名刹寺院」でご紹介しました開創1200年を超える極楽寺(菩提山往生院)では、28日大聖不動明王例大祭大護摩供が厳修されました。小野町では最大級の例大祭で、お護摩に火に200人を超える方が所願成就を祈りました。私住職も職衆として参列させていただきました。真言宗は「即身成仏」「現世利益」を教義としており、人の持つ煩悩を不動明王の智火により焼き尽くす、弘法大師から脈々と伝承された護摩供養の秘法を、御山主間野英樹(まのえいじゅ)師が厳かに修法されました。参詣の皆さんそれぞれが、心身を清浄にし晴れやかな面持ちで参列されました。

年々こうした行事に参列される方が少なくなってきています。反面ご自身の悩みを神仏に一心にゆだね解消していくことも救いの道ではないかと思います。神仏を上手に利用されることも、現代人の知恵と思うのですがいかがでしょうか。